この記事では、「get」と「become」の違いを分かりやすく説明していきます。
「get」とは?
「get」の意味は以下の通りです。
1つ目は「物などを入手する」という意味で、他にあるものを自分の所有とすることです。
2つ目は「ある立場や状態を得る」という意味で、自分から努力して良い状態になることです。
3つ目は「ものごとの意図や意味をつかむ」という意味で、正しく解釈することです。
4つ目は「移動する・ささせる」という意味で、人や物を動かすことです。
5つ目は「~をある状態に変化させる」という意味で、意図的にある結果に到達することです。
上記に共通するのは「ある状態を手に入れる」という意味です。
「get」の使い方
「get」は「物などを入手する」「ある立場や状態を得る」「ものごとの意図や意味をつかむ」「移動する・ささせる」「~をある状態に変化させる」という意味で使われます。
動詞として「get/got/got(gotten)」と不規則変化で使われ、使役動詞として「make」の代わりに使われたり、口語ではほぼ「be動詞」代わりに使われたりします。
基本的に、ある立場や状態を手に入れることや、ものごとが変化したりさせたりしてある状態になることに使われる言葉です。
「become」とは?
「become」の意味は以下の通りです。
1つ目は「~になる」という意味で、ある状態になることの一般的な表現です。
2つ目は「髪型などが似合う」という意味で、服装や髪型などがその人に見合っていることです。
3つ目は「人が立場や責任などに適している」という意味で、その人が相手や役割などにふさわしいことです。
上記に共通するのは「ある状態になる」という意味です。
「become」の使い方
「become」は「~になる」「髪型などが似合う」「人が立場や責任などに適している」という意味で使われます。
動詞として「become/became/become」と不規則変化で使われます。
基本的に、人やものごとがある状になること全般や、ある人に似合っていること、ふさわしいことに使われる言葉です。
「get」と「become」の違い
「get」は「ある立場や状態を手に入れること」「ものごとが変化したりさせたりしてある状態になること」という意味です。
「become」は「人やものごとがある状になること全般」「ある人に似合っていること、ふさわしいこと」という 意味です。
「get」の例文
・『Let’s get the chance. 』
(チャンスを手に入れよう)
・『He got upset to hear that. 』
(彼はそれを聞いて怒りをあらわにした)
「become」の例文
・『The sky is becoming cloudy. 』
(空が曇って来ている)
・『That is very becoming of you. 』
(それは大変あなたに似合っています)
まとめ
今回は「get」と「become」について紹介しました。
「get」は「手に入れる」「変化してある状態になる」、「become」は「ある状態になること全般」と覚えておきましょう。