「動揺」と「困惑」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「動揺」と「困惑」の違いとは?言い換え

この記事では、「動揺」「困惑」の違いを分かりやすく説明していきます。

「動揺」とは?

動揺とは、揺れ動くことをいいます。

また、心や気持ちが揺れ動くことを指す場合もあり、特に心配などから不安な気持ちになることを指すことが多いです。

平静を失うといった意味もあります。

感情が揺さぶられることを表しています。

それから動揺は、社会や体制などが揺らぐことを表したりもします。

「困惑」とは?

困惑とは、どうしてよいか分からず困ったり判断に迷ったりすることをいいます。

困惑には戸惑うといったニュアンスが含まれています。

また、困惑は何か嫌なことややっかいなことが持ち込まれた場合に用いられる言葉で、事情がよく分からない場合には「当惑」を使います。

「動揺」と「困惑」の違い

動揺は心や気持ちが揺れ動くことで、困惑はどうしてよいか分からず戸惑うことです。

動揺は不安な気持ちになることを指す場合が多いですが、困惑は困ったり戸惑ったりしている状況を表しています。

また、動揺には単に揺れ動くという意味もあり、気持ちではなく物が揺れ動く場合にも用いられます。

「船が動揺する」といったりもします。

動揺には社会や体制が揺れ動くという意味もあります。

「動揺」の例文

・『父が不慮の事故で亡くなったという知らせを聞き、私は激しく動揺しました』
・『インタビュアーの予期せぬ質問に動揺し、上手く話すことができませんでした』
・『動揺していることを気付かれないように普段通りに接しました』

「困惑」の例文

・『私がお金を盗んだ犯人だと決めつけられ、とても困惑しています』
・『お互いの言い分が全く異なっているので、困惑してしまいました』
・『彼女を見ると、とても困惑した表情を浮かべていました』

まとめ

動揺は心や気持ちが揺れ動くことで、困惑はどうしたらよいか分からず困ったり戸惑ったりすることです。

動揺は、物が揺れ動く時にも用いられます。