この記事では、「テレマティクス」と「ドライブレコーダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「テレマティクス」とは?
「テレマティクス」とは位置情報をリアルタイムで送受信する機能です。
自動車などの移動体に搭載され、今それがどこを走っているのか、どこに停車しているのかという情報をリアルタイムで把握したり、記録として残します。
これによってカーナビで周辺情報を逐次表示できるようになったり、社用車が変な所に行っていないかと監視することも可能です。
カーナビがいつでも詳しい情報を出せるようになったり、車の動向を把握しやすくするための機能と言えます。
「ドライブレコーダー」とは?
「ドライブレコーダー」とは運転中の状況を録画する機能です。
主に車の前と後ろの二方向を録画するようになっており、後からどのような状況だったかを確認できるようにしています。
事故が起きた場合にこの録画を見ればどのような状況で事故が発生したか、どこに事故の原因があるかを第三者が客観的に判断可能です。
車の事故は運転中の状況やどんな運転をしていたかなどで責任の比率が変わるので、その証拠として活用されています。
「テレマティクス」と「ドライブレコーダー」の違い
「テレマティクス」と「ドライブレコーダー」の違いを、分かりやすく解説します。
車の位置情報を送受信するのが「テレマティクス」で、運転中の状況を録画するのが「ドライブレコーダー」です。
「テレマティクス」はどこにいるかやどこに停まっているかといった動向を把握するのに使われ、「ドライブレコーダー」は危険な運転をしていないか事故の原因はどこにあるかを確認するのに使われます。
まとめ
「テレマティクス」は車の位置情報を把握するためのもので、「ドライブレコーダー」は運転状況を後から確認するためのものです。
「テレマティクス」は現在位置をリアルタイムで把握できるのでカーナビにも利用されています。
それに対して「ドライブレコーダー」は事故が起きた時の備えが主な目的です。