この記事では、「中止」と「休止」の違いを分かりやすく説明していきます。
「中止」とは?
「中止」とは行っていたことや行う予定だったことを止めることです。
一度中止になった場合、同じ事柄や計画が実行されることはありますが、中止になったものの直接の続きが再開することはありません。
実行している間に何らかの原因で止めた後、その原因が解消されたとしても再開せず、一度止めたらそこで終わりになります。
「休止」とは?
「休止」とは行っていたことを一度止めることです。
ただし一度止めても再開を予定していたり、再開する意思がある場合に使われます。
何らかの原因で一度実行や活動を止めざるを得ないけれど、その原因が解消したらまたそういった行動や活動を再開するという表現です。
再開した際には休止する前にしていた続きから行うこともあります。
「中止」と「休止」の違い
「中止」と「休止」の違いを、分かりやすく解説します。
行っていることや行う予定だったことを止めるのが「中止」で、行っていたことを一度止めるのが「休止」です。
「中止」はその続きをやることはなく実行していたことはそこで終わりになりますが、「休止」は再開する前提であったり再開する意思があり、止める前の続きから始まることもあるでしょう。
「中止」の例文
・『ハイキングの予定は雨が降ったので中止した』
・『演奏中に機材が壊れてコンサートが中止になった』
「休止」の例文
・『怪我が治るまで活動を休止する選手』
・『メンテナンスを行うので一度システムが休止されます』
まとめ
その事柄や予定はそこで終了というのが「中止」で、一旦止めるけれど再開する予定や意思はあるというのが「休止」というのが違いになります。
どちらも一度はそこで終わりになってしまいますが、利用していた人や楽しみにしていた人にとっては、続きや再開が期待できるかどうかは重要なポイントと言えるでしょう。
