この記事では、「キッシュ」と「卵焼き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キッシュ」とは?
キッシュとはフランスのロレーヌ地方の郷土料理で、パイ生地やタルト生地の器の中に野菜やベーコン、チーズ、牛乳、生クリームなどを加えた卵液を流し込みオーブンで焼き上げた料理をいいます。
元々はキッシュ・ロレーヌという名前で、卵と生クリームの液にスモークベーコンを入れ焼くのが伝統的なスタイルです。
その後、具材や使用する乳製品に様々なバリエーションが生まれていったのです。
ほうれん草のキッシュ、挽き肉やきのこを使ったキッシュもあります。
「卵焼き」とは?
卵焼きとは、卵を溶いて味付けをし卵焼き器やフライパンなどで焼いた料理のことをいいます。
和食の1つで、お弁当の定番のおかずとして人気です。
甘めに味付ける卵焼きもありますし、塩味をきかせて味付ける卵焼きもあります。
また、出汁を卵と混ぜて焦がさないように焼き上げる出汁巻き卵も卵焼きの一種になります。
それから明太子やたらこを入れたり、しらすやほうれん草などの具材を入れた卵焼きもあります。
うなぎの蒲焼を入れた卵焼きは、う巻きと呼ばれています。
「キッシュ」と「卵焼き」の違い
キッシュはパイ生地やタルト生地に野菜やベーコン、生クリーム、チーズなどを入れた卵液を流し込み焼き上げた料理で、卵焼きは卵を溶いて味付けし焼いた料理です。
キッシュはフランスの郷土料理で、卵焼きは日本の料理になります。
キッシュには卵以外にも、野菜やベーコン、生クリームなど様々な材料が用いられます。
卵焼きは、基本的に卵と調味料だけで作ります。
ただし、出汁や具材を入れることもあります。
まとめ
キッシュも卵焼きも卵を使った料理ですが、材料や作り方は大きく異なります。
パイ生地やタルト生地に野菜やベーコン、生クリーム、チーズなどを入れた卵液を流し込み焼き上げたのがキッシュで、卵を溶いて味付けし焼いた料理が卵焼きです。
