この記事では、「追求」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「追求」という言葉の意味
「後をおう」という意味を持つ「追」という文字と、「自分のものにしようとする」さまを表す「求」という文字を組み合わせた「追求(ついきゅう)」という言葉は、目的としているものを手に入れるために、どこまでも追い求める様子を表す言葉です。
「追求」という言葉の1つ目の意味は、「自らの目的を達成するまでどこまでも追い求めること」です。
2つ目は「理想や利益などを追い続ける」さまを示す意味合いで使われています。
「追求」の類語や言い換え
「追求」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『探索(たんさく)』
未知のものや特定のものを探ることを意味する言葉で、「さがし求めること」や「さぐって調べること」などを意味する言葉です。
・『探訪(たんぼう)』
「社会の様子や人々のありさまなどをたずね歩く」さまを表す言葉で、社会におけるできごとなどに対する真相や真実を探るために、現地や関係先などを訪ね回る際に使われる言葉です。
・『捜査(そうさ)』
「調べて捜す」さまを表す言葉で、主に捜査機関や警察などが犯人を発見するために、証拠などを収集して調査する際に用いられる言葉です。
・『核心に迫る』
「物事の中心となる重要な点に近づこうとする」さまを表す言葉で、物事の本質をつきとめようとしたり、肝となる重要部分を探り当てようとする際に使われる文言になります。
「追求」の類義語
「追求」の類義語は以下の通りになります。
・『追及(ついきゅう)』
「どこまでも追いかけて責任や欠点などを問いただす」様子を示す言葉で、主に悪事を働いた者や犯人などを追う際に使われる言葉です。
・『探し求める』
「自分の手に入れるために、さがしまわる」さまや「得ようとして探す」様子などを示す言葉で、目的の物を手に入れようと様々な場所を調べて回る際に用いられる言葉です。
・『物色(ぶっしょく)』
「はっきりしていない物事を調べまわる」さまを表す言葉で、沢山の中から適当な人や物などを探し出すことを示す意味合いで使われています。
・『あら探し』
「他人や商品などの欠点や過失を探し出す」さまを表す言葉で、物事の短所や欠点などの悪い点ばかりをあげつらい執拗に詮索する様子を示す表現になります。
・『論考(ろんこう)』
文字どおり「論じて考察する」さまを表す言葉で、主に研究している分野の課題やテーマなどについての考察をまとめた文章を指して使われる言葉です。
まとめ
今回は「追求」という言葉について紹介しました。
「追求」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。