この記事では、「頑張り屋さん」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「頑張り屋さん」という言葉の意味
「どんな苦しさや逆境などにも負けずに頑張る人」を表す「頑張り屋」という語と、相手に尊敬の意を表す「さま」が音変化した「さん」という語を組み合わせた「頑張り屋さん」という言葉は、仕事やプライベートなどで大変困難な状況に立たされても、決して諦めない強い心を持って、何事に対しても一生懸命に努力できる人を指して使われる表現になります。
「頑張り屋さん」という言葉の1つ目の意味は、「困難や障害などに負けずに努力する人」です。
2つ目は「自分の意見をなかなか曲げない人」や「我を張る人」などを指して使われています。
「頑張り屋さん」の類語や言い換え
「頑張り屋さん」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『努力家(どりょくか)』
「自分の目標実現のために熱心に練習や訓練などを続けている人」や「常に自らの能力や技能を磨いている人」などを指して使われる言葉で、自分のスキルアップのためや、ひとつの目標に向かって努力をし続けている人などを意味する言葉です。
・『タフガイ』
「疲れ知らず」や「たくましい男」などを意味する英単語「tough guy」から派生した言葉で、精神的、肉体的に頑丈で強い男性を指して使われる表現になります。
・『頑固一徹(がんこいってつ)』
「自分の考えや態度などをけっして曲げずに押し通す」さまや「他人の意見にはまったく従わない」様子などを表す四字熟語で、けっして意見を変えずに自らの考えや態度などをかたくなに守り、最後まで貫き通す人を指して用いられる文言です。
・『刻苦の人(こっくのひと)』
「大変な苦労をしながら、勉学などにつとめはげむ人」を表す言葉で、自ら心身を苦しめて励み努めている人を指して使われる表現です。
「頑張り屋さん」の類義語
「頑張り屋さん」の類義語は以下の通りになります。
・『しっかり者』
「考え方が堅実で意志が強い人」を表す言葉で、冷静に物事に対処したり、困難においても最後までやりきる能力を持った人を指して使われる文言です。
・『尽力者(じんりょくしゃ)』
「自分の目標に向かって持っている力の限りを注ぎ込んで努力する人」を示す言葉で、賞賛度合いや貢献度が高い際に用いられるポジティブなニュアンスを含む表現になります。
・『勤勉(きんべん)な人』
「仕事や勉強などに一所懸命に励む人」を表す言葉で、うそやいい加減なところがまったくなく、真剣に物事に取り組んでいる人を指して使われる文言です。
・『働き者』
「よく働く人」や「せっせと仕事をする人」などを示す言葉で、誰よりも身体を動かして、様々な仕事に取り組んでくれる人を指して用いられる表現です。
まとめ
今回は「頑張り屋さん」という言葉について紹介しました。
「頑張り屋さん」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。