この記事では、「一日中」と「終日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一日中」とは?
朝日が出たときから辺りが暗くなる晩までを意味する言葉です。
丸一日という意味合いが強く、時間にすれば24時間を表現すると考えられます。
「終日」とは?
太陽が昇ってから晩までを意味する言葉です。
お店を経営する人にとっては、営業している時間を、「終日」といって表現することもあります。
このように、何かしているときの時間を伝えるために使用される言葉だと言えるでしょう。
「一日中」と「終日」の違い
「一日中」と「終日」の違いを、分かりやすく解説します。
「一日中」は、朝から晩まで、24時間ということを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「終日」は、日が昇ってから日が沈むまでの間ということを表現する際に使用する言葉です。
このように、「一日中」と「終日」は似たような言葉ですが、その中で、違いとしては、「一日中」は夜も含むのに対して、「終日」は、夜は含まないニュアンスがあるということが挙げられます。
また、「終日」はビジネスやお店などのシチュエーションによって意味が変わると言えるでしょう。
「一日中」の例文
・『一日中雨が降っていたので、ずっと家で過ごすことにした』
・『彼女は一日中彼のことを考えていた』
「終日」の例文
・『終日仕事で忙しかったので、夜に飲みには行けない』
・『このお店は、今日は終日営業しているので、深夜に行こう』
まとめ
「一日中」と「終日」は、どちらも「朝から晩まで」という意味をもつ言葉ですが、使い方によってニュアンスが異なります。
「一日中」は主に日常会話で使用され、自分が起きている間の時間を表現する言葉です。
その一方で、「終日」は主にビジネスや公式な場面で使用され、勤務時間や営業時間などの時間帯を表現する言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
