「わがまま」や「頑固」は性格を表す言葉であり、ネガティブな意味としてよく使われています。
この記事では、「わがまま」と「頑固」の違いを分かりやすく説明していきます。
「わがまま」とは?
「わがまま」とは自分の都合だけを考えて勝手に行動することや思い通り振る舞うことを表す言葉です。
「わがまま」は漢字で「我儘」と書きますが、基本的にはひらがなの「わがまま」を使います。
「わがまま」は自分の思い通りになるという思いこみが強く、自分勝手な行動や考えを押し付けることから嫌われやすい性格となっています。
「わがまま」の類義語には「自己中心的」があり、こちらは自分を中心にして考える性格を表す言葉です。
「頑固」とは?
「頑固」とは自分の考えや態度を頑なに変えようとしないことやその性格を表す言葉です。
「頑固」はこれ以外にも汚れなどが非常に落ちにくいことを表す時にも使うことが可能です。
「頑固」の反対語は「柔軟」であり、こちらは頭の回転や考え方が柔らかいことを表す時に使います。
「頑固おやじ」とは「頑固」な男性を表す言葉として有名です。
「わがまま」と「頑固」の違い
「わがまま」は自分の都合だけを考えることや行動すること、そのような性格を表す言葉です。
「頑固」は自分の考えや態度を頑なに変えようとしないこと表す言葉です。
「わがまま」の例文
・『娘のわがままには弱いのでどうしても色々なおもちゃを買ってしまいます』
・『彼女のわがままはそれなりに聞いてあげますが、今回の一件だけはちょっと許せませんでした』
「頑固」の例文
・『頑固な職人が作っている自家製ラーメンはとても美味しくて毎月食べに行っています』
・『博士は年を取ってからとても頑固になり、論文もつまらなくなりました』
まとめ
「わがまま」は自分の都合だけを考えて自分勝手に行動することを表す言葉です。
「頑固」は自分の考えや態度を決して変えようとしない性格を表す言葉です。