「素早い」と「素速い」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「素早い」と「素速い」の違いとは?言い換え

この記事では、「素早い」「素速い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「素早い」とは?

素早いとは、行動が非常に早かったり敏速であることをいいます。

素早いと書いて「すばやい」と読みます。

素早いにはすばしこいという意味があり、動作を初めてからそれが完了するまでの時間が短いことを表しています。

「素早い動き」といったりします。

また、素早いは頭の回転が早いという意味で用いられることもあります。

機転が利くといったニュアンスが含まれています。

「素速い」とは?

素速いは、行動が非常に早かったり敏速であることをいいます。

「素早い」と意味は同じで、素速いも「すばやい」と読みます。

「素速い」が使われることは少ないのですが、漢字が間違っているというわけではありません。

「素早い」と「素速い」の違い

行動が非常に早かったり敏速であることを表す「すばやい」には、「素早い」と書く場合と「素速い」と書く場合があります。

「早い」は時間を表しており、「速い」は速度を表します。

一般的に使われているのは「素早い」で、「素速い」と書くことはほとんどありません。

ただし、「素速い」という表記が間違っているわけではなく、どちらも正しい使い方です。

新聞などでは「素早い」が用いられます。

「素早い」の例文

・『地震が起きた時の素早い行動が、命を守ることにつながりました』
・『彼女の素早い機転で、ピンチを乗り切ることができました』
・『素早い対応をどうもありがとうございます』

「素速い」の例文

・『飼っているウサギをケージから出したら、素速い動きで走り回っています』
・『プロのボクサーの素速い身のこなしを見習いたいと思います』

まとめ

「素早い」「素速い」「すばやい」と読みます。

どちらも行動が非常に早かったり敏速であることを表していて、意味に違いはありません。

一般的に使われているのは「素早い」の方で、「素速い」を使うことは少ないです。