この記事では、「ずぼら」と「ぐうたら」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ずぼら」とは?
やらなければいけないことを中途半端にして、投げ出す人を「ずぼら」と言います。
本来であれば絶対にやるべきことを疎かにする人の行動を見下す意味で使うのです。
使い方としては、「ずぼらな性格が災いした」と、きちんとやらない性質が関係して残念な結果になったと伝えられます。
また、「ずぼらで嫌になる」と相手を嫌う気持ちを伝えて、嫌悪感をあらわにするのです。
「ぐうたら」とは?
まったく物事に興味を示そうとはせず、やる気すら見せない姿を「ぐうたら」と言います。
最初から実行しようともせず、横たわってはてきぱきと動かない怠けた様子に周囲は残念に感じるのです。
このような人は元々性格自体がいまいち気力が見られず、前向きに仕事しようだの、結果を残そうと張り切ることもありません。
それほど最初からやる気のない様子を見せたり、行動するのです。
「ずぼら」と「ぐうたら」の違い
ここでは「ずぼら」と「ぐうたら」の違いを、分かりやすく解説します。
言葉や動きが引き締まらず、どこか抜けたところが見られる人を「ずぼら」と言って貶します。
だらしないと感じさせる行動を馬鹿にする言葉でもあり、物事をしっかりやろうとする意識に欠けている人を指すのです。
「ぐうたら」はやる気がなく、椅子に座ってお菓子を食べて過ごすか、寝てばかりいる人を指します。
それほど怠けた行動や態度を見せるので、仕事を任せられないのです。
「ずぼら」の例文
・『ずぼらな性格の兄は犬小屋を作ろうとしたが、完成はしなかった』
・『ずぼらな彼女はゴミで散らかった部屋で寝ても気にしない』
「ぐうたら」の例文
・『ぐうたらな妹は食べるとすぐ横たわり、いびきをかいて寝る』
・『ぐうたらな亭主との生活は几帳面な自分には合わなかった』
まとめ
どちらもがっかりさせる人の行動を指しますが、表情や動きに違いがあります。
どのようなところが異なるかに目を向けて、使ってみるといいでしょう。