「父」と「お父さん」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「父」と「お父さん」の違いとは?言い換え

この記事では、「父」「お父さん」の違いを分かりやすく説明していきます。

「父」とは?

父とは、子どもからみて男性の親のことをいいます。

血のつながりがある実父だけではなく、養父や継父などを指す場合もあります。

父はフォーマルな表現なので、あらたまった場でも用いることができます。

また、「発明の父」というように、新しい世界を切り開いて偉大な業績を残した先駆者のことを指す場合もあります。

「お父さん」とは?

お父さんとは、子どもからみた男性の親のことをいいます。

子どもが自分の父親を呼ぶ時に用いられますし、第三者がその人の父親を呼ぶ時に用いることもあります。

また、父親自身が自分を指してお父さんと言ったりもします。

その場合、「お父さんにまかせなさい」といった使い方になります。

お父さんはカジュアルな表現なので、あらたまった場では用いられません。

「父」と「お父さん」の違い

父もお父さんも、子どもからみて男性の親のことを指す言葉です。

意味に違いはありません。

父はフォーマルな表現なのであらたまった場で用いられますが、お父さんはカジュアルな表現なのであらたまった場では使用を控えるのが一般的です。

また、父は新しい分野を切り開き偉大な業績を残した人を指す場合もあります。

「父」の例文

・『私の父は国語の教師をしています』
・『帰省する時には、父が車で駅まで迎えに来てくれます』
・『バッハは音楽の父と呼ばれています』

「お父さん」の例文

・『お父さん、運動会は来週だから忘れないでね』
・『お父さんが家で待っているから早く帰りましょう』
・『あなたのお父さんの出身地はどこですか』

まとめ

父もお父さんも、子どもからみて男性の親のことを指しています。

父はフォーマルな表現なので、あらたまった場でも使用することができます。

それに対してお父さんは、カジュアルな表現になります。

あらたまった場では用いられません。