「ほとんどない」と「めったにない」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ほとんどない」と「めったにない」の違いとは?言い換え

この記事では、「ほとんどない」「めったにない」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ほとんどない」とは?

物を使う機会がないと伝えられるのが「ほとんどない」です。

例えば、「この部屋を使う機会はほとんどない」といえばいかに使わないと伝えられます。

また、「彼と遊ぶ機会はほとんどない」といい、それだけ会う回数がないと伝えられるのです。

このように、かなり会って話す、何回も使わず引き出しの中に入れっぱなしの物を指します。

「めったにない」とは?

数年に一度もないほど発生する回数が少ない状況を「めったにない」と伝えられます。

例えば、その場所で野犬が出るのはまったくないとは言えないが、数年に1度程度はあると伝えるのです。

また、工場の機械に不具合が出ることはあまりないが、何年か1回は故障すると言えます。

このように、遭遇する回数が極端に少ない状況であるという意味で使う言葉です。

「ほとんどない」と「めったにない」の違い

ここでは「ほとんどない」「めったにない」の違いを、分かりやすく解説します。

年に数回程度しか使わないと伝えるのが「ほとんどない」です。

それほど自分はあまり使わないと思う物であったり、会わない人であると伝えるときに使います。

もう一方の「めったにない」はほとんど会わない、使わないと伝えるときの言葉です。

「ほとんどない」よりも頻度が少ない状態を指し、発生する確率もかなり低いと伝えられます。

「ほとんどない」の例文

・『南米の言葉は話せるが、使う機会はほとんどない』
・『卒業後は学生服を着る機会がほとんどないので売った』

「めったにない」の例文

・『地震はめったにない土地なので、揺れて驚いた』
・『旅館に泊まる機会はめったにないので興奮した』

まとめ

「ない」を使ってはいますが。

「ほとんど」「めったに」の違いにより会う頻度にも違いが出てきます。

どのくらいの頻度であるかに目を向けて、比較してみましょう。