感情や思いが大きいことを表す言葉には「一途」や「重い」があります。
この記事では、「一途」と「重い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一途」とは?
「一途」は「いちず」と読む言葉であり、1つの物事に打ち込むことやその熱意や感情を表す時に使います。
「一途」は「いっと」と読むことも可能であり、こちらは1つの方法やその方向一筋という意味があります。
「一途」は人の感情や好意に対して使うことも可能であり、類義語には「一筋」が有名です。
「一筋」は「一途」と同じように恋愛関係に対して使うことが可能です。
「重い」とは?
「重い」は物理的な目方が大きいことや動きが鈍いこと、物事が深刻なことなどを表す言葉です。
「重い」はこれ以外にも気分がさっぱりしないことや味が濃厚という意味でも使われています。
「重い」は英語で“heavy”や“serious”、“important”、“severe”と書き、これらはカタカナ語としてもよく使われています。
「重い」の反対語は「軽い」であり、この2つは物理的な重さ以外にも色々な場面で使うことが可能です。
「一途」と「重い」の違い
「一途」は1つの物事に打ち込むことやその熱意、好意を表す言葉です。
「重い」は物理的な目方が大きいことや深刻なこと、重要なことなどを表す言葉です。
「一途」は基本的にポジティブな意味の言葉として使われますが、「重い」はネガティブな意味としても使われます。
「一途」の例文
・『彼の一途な思いが通じたのか彼女は告白を受け入れてくれました』
・『一途な修行してきたのでやっと理想のラーメンが完成しました』
「重い」の例文
・『その猫は重い身体なのにスイスイと動くので驚きました』
・『この回は相当重い内容になるのでその前の回でバカンスのシーンを入れましょう』
まとめ
「一途」は熱心なことや好意を表す言葉であり、「重い」は物体の目方が大きいことや身体の不調、重要性、味の濃さなどを表します。