この記事では、「真っ直ぐ」と「まっすぐ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真っ直ぐ」とは?
少しも曲がらないことや、そのさまを意味する言葉です。
「真っ直ぐ」という言葉は、隠し事のないことや、あくまで素直なことを表現することもあります。
また、「真っ直ぐ」は、真面目であることや、強い意志を示す言葉だと言えるでしょう。
「まっすぐ」とは?
直線的なことや、そのさまを意味する言葉です。
「まっすぐ」という言葉は、寄り道をしないことを表現することもあります。
また、「まっすぐ」は、素直であることや、熱い気持ちを示す言葉だと言えるでしょう。
「真っ直ぐ」と「まっすぐ」の違い
「真っ直ぐ」と「まっすぐ」の違いを、分かりやすく解説します。
「真っ直ぐ」と「まっすぐ」は、共に、一切曲がることのないことや、隠し事がないさまを意味する言葉ですが、使用されるケースが異なります。
「真っ直ぐ」は、誠実で何も飾らない様子を表現し、「まっすぐ」は、回り道せずに直接行うという様子を強調すると考えられます。
また、「真っ直ぐ」は「まっすぐ」よりも、かたい表現として感じられるため、話し言葉では「まっすぐ」の方がよく用いられることがあると言えるでしょう。
「真っ直ぐ」の例文
・『彼は私の目を真っ直ぐ見つめ、真実を語りだした』
・『彼女は真っ直ぐな性格なので、曲がったことは許さない』
「まっすぐ」の例文
・『この道をまっすぐ進むと、目的のショッピングセンターに着くと思います』
・『誰かに対し愛の気持ちを伝える際には、回りくどいことはせず、まっすぐにその気持ちを伝えるべきだ』
まとめ
「真っ直ぐ」と「まっすぐ」は、基本的に同じ意味で使用されることが多いですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「真っ直ぐ」は、一切曲がることのないことを表現する言葉です。
物理的な直線や方向を指す場合に使用されます。
その一方で、「まっすぐ」は、回り道などせず、直接に目的に向かうことを表現する言葉です。
道筋や態度などを表す際に使用すると言えるでしょう。