「遠回り」と「迂回」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「遠回り」と「迂回」の違いとは?言い換え

この記事では、「遠回り」「迂回」の違いを分かりやすく説明していきます。

「遠回り」とは?

遠回りとは、回り道をして行くことをいいます。

通常のルートよりも距離が長い方の道を通って目的地に行くことを表しています。

それから遠回りには、かけなくてもいい手数をかけるという意味もあります。

「遠回りなやり方」といったりします。

「迂回」とは?

迂回とは、特定の場所を避けて本来のルートではない道を行って遠回りすることをいいます。

道路工事をしているなど、その場所を通ることができない場合などに用いられます。

その際に通る道のことは迂回路や迂回ルートと呼んでいます。

迂回は道路だけではなく、鉄道でも用いられます。

「遠回り」と「迂回」の違い

遠回りも迂回も、本来のルートではない距離の長い道を行くことを表しています。

特定の場所を避けて遠回りするのが迂回なので、意味に大きな違いはありません。

迂回は、工事をしていたりがけ崩れ等があったりしてその場所が通れないため遠回りをする時に用いられます。

遠回りの場合にはその道が通れなくて遠回りをすることもありますし、気分を変えたいといった理由で遠回りすることもあります。

必ずしも特定の場所を避けているわけではありません。

「遠回り」の例文

・『今日は時間があるので遠回りで犬の散歩に行きます』
・『遠回りだけど途中でベーカリーに寄りたいからこっちの道を行きましょう』
・『ちょっと遠回りでも今の大学を辞め、もう一度別の大学に入り直したいと思っています』

「迂回」の例文

・『日曜日にはマラソン大会が行われるので、車は迂回する必要があります』
・『電気工事のため迂回してきたら遅くなってしまいました』
・『この辺りは渋滞するので迂回路を探しておきましょう』

まとめ

遠回りも迂回も本来のルートではない長い距離の道を行くことで、迂回は特定の場所を避けて遠回りすることをいいます。