「気に入る」と「好む」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「気に入る」と「好む」の違いとは?言い換え

この記事では、「気に入る」「好む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「気に入る」とは?

手に取ってみて使いやすそうと感じた物を手元に置きたいと思うことを「気に入る」【きにいる】といいます。

それほど気持ちが揺らぎ、掴まれるほど好感を持つ行為を指すのです。

使い方としては、「彼から貰った靴を気に入る」と好意を持った気持ちを行動して見せます。

「案内された角部屋を気に入る」と、人に紹介してもらったり、貰った物に好感を持つ気持ちを指すのです。

「好む」とは?

数ある中でも好きという感情を持つことを「好む」【このむ】といいます。

色々揃っている中でも楽しいと思うものに対して持つ感情を指すのです。

使い方としては、「酸っぱい梅干を好む」と酸味がある食べ物が好きか伝えられます。

また、恋愛を題材にした漫画よりも、戦いを描いた作品を「好む」とどのような物を選ぶか伝えるのです。

このように、自分がいかに好意を持つものであるか表します。

「気に入る」と「好む」の違い

ここでは「気に入る」「好む」の違いを、分かりやすく解説します。

今までに感じなかった気持ちが沸き、好感を持つことを「気に入る」といいます。

また、実際に飲むと自分の味覚に合う調味料を「彼女はとても気に入る」と伝えるのです。

もう一方の「好む」は数ある中でも自分が好きと思う物を選ぶという意味で使われています。

例えば、「中東料理を好む」といえば数ある国の食べ物から特に好きな味であるために選んで食するのです。

「気に入る」の例文

・『世界の情報がすぐ読める新聞のサイトを気に入る』
・『2人が出会った記念として、贈った首輪を彼女は気に入る』

「好む」の例文

・『妹は日本酒よりも味に癖がある中国のお酒を好む』
・『船に乗れて、富士山を眺められる避暑地を好む』

まとめ

どちらも自らが好感を持つという意味がありますが、どのような物に対して使うか学べば、より使い方が分かるようになるでしょう。