この記事では、「気持ち良い」と「心地よい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「気持ち良い」とは?
触れられたとき、その刺激がとても心地が良いと感じることを「気持ち良い」【きもちいい】といいます。
例えば、男性が女性のやわらかな手の平で胸を撫でられたとき全身が癒される感覚になり、軽くなるのです。
このような意味から、「気持ち良い肌さわり」といかにその素材が滑らかであるか伝えられます。
また、「頭を撫でられて気持ち良い」と嬉しい刺激に浸る人の気持ちが伝わるのです。
「心地よい」とは?
心だけではなく、体も快適な状態を「心地よい」【ここちよい】といいます。
例えば、天気がとても良く、空気も澄んでいる日は心から快適で幸せな気持ちになるのです。
とくに、全身がストレスから開放され、温かいお湯の中に浸かって全身の血流が滞ることなく流れる状態はまるで心も洗われるようで幸せな気持ちになります。
使い方としては、「心地よい椅子」といかに全身を適度に支えて、痛みがなく長時間座れる座面や形状であるか伝えられるのです。
「気持ち良い」と「心地よい」の違い
ここでは「気持ち良い」と「心地よい」の違いを、分かりやすく解説します。
一部であったり、全身を撫でられる、揉み解されたとき感じる開放感と喜びを伝えられるのが「気持ち良い」です。
もう一方の「心地よい」は心身共に快適な状態であり、ゆったりした気分になれて気持ち良いと伝えられます。
とても快適な状態であるため、心から安らぐと思う気持ちを伝えられるのです。
「気持ち良い」は刺激されたときに感じる感覚を、「心地よい」は心に感じた気持ち良さを表します。
「気持ち良い」の例文
・『低周波で背中や腕を刺激すると実に気持ち良い』
・『気持ち良い言葉を掛けられると、幸せな感覚に包まれる』
「心地よい」の例文
・『3倍の羽毛が入っている羽根布団で寝ると心地よい』
・『肌の奥にまで浸透するミストに当たると心地よい』
まとめ
いかに自分にとって魅力的か表せる「良い」を使った言葉ですが、「気持ち」と「心地」が異なる点になります。
どのような状態で使うかに着目して使いましょう。
