この記事では、「かさばる」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「かさばる」の意味
「かさばる」の意味は、「モノの嵩(かさ)が増して扱いにくいさま」になります。
「かさばる」という言葉は、「モノの体積(容積)が大きくてスペース(空間・場所)を取ってしまうこと」を意味しているのです。
「重さの割には体積が大きくて扱いにくい、邪魔になる」といった意味のニュアンスを持っています。
「かさばる」の漢字表記は、「嵩張る」になります。
「かさばる」の言い換えや例文
「かさばる」の言葉は、以下のような類語の言葉で言い換えることができます。
「かさばる」の例文も紹介します。
「かさばる」の類語や言い換え
「かさばる」と似た意味を持っている類語を紹介していきます。
・『かさむ』
「かさむ(嵩む)」は、「数量が大きくなること・良くない意味で金額(料金)が大きくなること」を意味している言葉です。
「かさばる」は「体積・容積が大きいさま」を意味していますが、類語の「かさむ」は「数量・金額が増しているさま」を意味している違いはあります。
・『邪魔になる』
「かさばる」の言葉は、「重量の割には体積(容積)が大きくなって邪魔になる」の意味合いを持っています。
その意味合いから、「かさばる」と似た意味を持つ類語として、「邪魔になる」を挙げられます。
・『ボリュームがある』
「ボリュームがある」という表現は、「モノの体積・分量が大きいさま」の意味を持っています。
その意味から、「ボリュームがある」は「かさばる」を言い換えることのできる言葉の一つになるのです。
「かさばる」を使った例文
「かさばる」という言葉を使った例文を以下で紹介していきます。
・『子供時代から持っている百科事典がかさばるので、押し入れにしまうことにしました』
この例文は、「子供時代から持っている百科事典が分厚くて場所を取るので、押し入れにしまうことにした」という意味を持っています。
・『古い時代のコートは暖かいものもありますが、かさばるために現代ではほとんど着られなくなりました』
この例文は、「古い時代のコートは暖かいものもありますが、生地が厚くて体積が大きいために現代ではほとんど着られなくなった」を意味しています。
・『引っ越しの荷物がかさばらないように、あらかじめ不要品を大量に処分しておきました』
この例文は、「引っ越しの荷物がかさばらないように」の文章で、「引っ越しの荷物の分量が多くなりすぎないように」を意味しています。
まとめ
今回は「かさばる」の言葉について詳しく紹介しました。
「かさばる」の意味や類語をしっかりと理解して、日常生活や仕事・勉強の文章作成などで正しく使いこなせるようにしましょう。