「知ったかぶり」と「半可通」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「知ったかぶり」と「半可通」の違いとは?言い換え

この記事では、「知ったかぶり」「半可通」の違いを分かりやすく説明していきます。

「知ったかぶり」とは?

知ったかぶりとは、本当は知らないのに知っているような素振りを見せることをいいます。

また、知っているのは少しだけにも関わらず詳しく知っているように振る舞うことを指す場合もあります。

「知ったふり」といったりもします。

「知ったかぶる」というように、動詞として用いられることもあります。

「半可通」とは?

半可通とは、いい加減な知識しかないのに通人ぶることをいいます。

また、そういった様子や通人ぶっている人のことも指します。

よく知らないことも詳しく知っているかのように振る舞うことを表しています。

半可通と書いて「はんかつう」と読みます。

「半可」には「未熟なこと、中途半端なこと」という意味があり、「通」はある領域において幅広い知識を持っていることを表します。

中途半端な通という意味なのが半可通です。

「知ったかぶり」と「半可通」の違い

知ったかぶりも半可通も、知らないことを知っているかのように振る舞うことやそういった人のことを表す言葉です。

意味に違いはありませんが、知ったかぶりの方がよく使われています。

あまり半可通ということはありません。

「知ったかぶり」の例文

・『彼の知ったかぶりで偉そうな態度が鼻につく』
・『知らないといえずについ知ったかぶりをしてしまった』
・『知ったかぶりの浅い知識で私を非難するのは止めてほしい』

「半可通」の例文

・『彼女は映画に詳しいというけど半可通だ』
・『彼の半可通な知識をひけらかしている姿を見るのが恥ずかしい』
・『テレビでコメントしている専門家には半可通も多い』

まとめ

知ったかぶりも半可通も、本当はよく知らないのに知っているように振る舞う人をいいます。

意味にほとんど違いはありません。

ただし、よく使われているのは知ったかぶりの方で、半可通ということは少ないです。