この記事では、「めんどくさい」と「めんどうくさい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「めんどくさい」とは?
「めんどうくさい」が略されたものを意味する言葉です。
「めんどくさい」という言葉は、明治中期から見られる語で、口語的な表現として知られます。
「めんどうくさい」と同じ意味がありますが、よりくだけた印象を与えます。
例えば、「めんどくさいので、一旦やめよう」「めんどくさい人」などのように使用します。
「めんどうくさい」とは?
「面倒臭い」と書きます。
「めんどうくさい」という言葉は、明治後期から見られる語で、わずらわしい意味の「面倒」に、程度が甚だしいことを表す接尾語「くさい(臭い)」が付いた言葉として知られます。
たいそう面倒である、いかにも面倒に感じられる、わずらわしいという意味があります。
「めんどくさい」と「めんどうくさい」の違い
「めんどくさい」と「めんどうくさい」の違いを、分かりやすく解説します。
「めんどくさい」と「めんどうくさい」は、どちらも同じ意味がありますが、「めんどうくさい」は正式な表現で、「めんどくさい」はくだけた表現です。
文章では「めんどうくさい」を使うのが一般的ですが、話し言葉では「めんどくさい」を使うのが多いと考えられます。
「めんどくさい」の例文
・『彼は社内でいつもめんどうくさい仕事に巻き込まれている』
・『彼女と話すことはめんどうくさいと思う』
「めんどうくさい」の例文
・『彼は本当にめんどくさい性格だと感じる』
・『この問題はめんどくさいので、できるだけやりたくない』
まとめ
「めんどくさい」と「めんどうくさい」は、意味や使い方は同じですが、正しい表記は「めんどうくさい」です。
「めんどくさい」は、「めんどうくさい」から「う」が省略されたもので、話し言葉としてよく使われます。
「めんどうくさい」の意味は、「たいそう面倒である。
いかにも面倒に感じられる。
わずらわしい」です。
人や物事に対して使われる言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。