身体の負傷や病気を表す言葉には「怪我」や「疾病」があります。
この記事では、「怪我」と「疾病」の違いを分かりやすく説明していきます。
「怪我」とは?
「怪我」とはあやまって負った怪我や傷を表す言葉であり、基本的に外傷を表すのが特徴です。
「怪我」は英語で“injury”であり、過失や損失という意味でも使われています。
「怪我」した場合には応急処置や医者での診断や治療が必要であり、仕事中に発生した「怪我」は労災保険がおりるものも存在します。
「怪我の功名」とは災難や過失した場合でも結果的によい方向や結果になったことを表す言葉です。
「疾病」とは?
「疾病」は「しっぺい」と読む言葉であり「しつびょう」は間違いになります。
「疾病」は病気や疾患などを表す言葉であり、公的な書類や病院の診断に使われています。
「三大疾病」とはガンと心疾患、脳血管疾患を表す言葉であり、高齢になるにつれて死因が高くなることから特殊な保険プランが多く用意されているのが特徴です。
「疾病」の類義語には「病気」がありますが、こちらは人間以外にも動物や植物の不調に対して使うことが可能です。
「怪我」と「疾病」の違い
「怪我」は思わぬ事件や過ちによって負った怪我や外傷を表す言葉です。
「疾病」は病気や疾患を表す言葉であり、口語や一般的な表現としては病気の方を使います。
「怪我」の例文
・『怪我の功名という結果になりましたが凄くハラハラしたので今後は止めてください』
・『怪我してから2週間がたったのでやっとランニングを再開できます』
「疾病」の例文
・『彼は慢性の疾病を持っており外出することはあまり好きではありません』
・『疾病の治療は抗生剤の発明により治療方法が増えました』
まとめ
「怪我」は思わぬ出来事や過ちによって負った怪我や外傷を表す言葉であり、「疾病」は病気の改まった言い方として使われています。
「三大疾病」は日本人の死因トップ3を表す言葉として有名です。