真面目な気持ちやしっかりとした気持ちを表す言葉には「本気」や「正気」があります。
この記事では、「本気」と「正気」の違いを分かりやすく説明していきます。
「本気」とは?
「本気」とは物事に対して真面目に取り組む気持ちや真剣な気持ちを表す言葉です。
「本気」はこれ以外にも真面目な行動や態度、様子などを表す時にも使います。
「本気」の類義語には「真面目」や「真剣」などがあり、「真面目」はカジュアルな言葉として「マジ」と略すことで有名です。
「本気」の反対語は「冗談」であり、こちらは嘘を付くことや真面目に答えないことを表す言葉です。
「正気」とは?
「正気(しょうき)」とは正常な心や精神状態を表す言葉であり、意識がはっきりとしている様子を表します。
「正気」の反対語は「狂気」であり、こちらは異常な心や気持ち、異変、精神がおかしくなった状態を表す言葉です。
「正気の沙汰」とは正常な判断や決断を表す言葉であり、基本的には否定形の「正気の沙汰ではない」という風に使います。
「正気」は「せいき」と読むことが可能であり、こちらは正しい気風を表します。
「本気」と「正気」の違い
「本気」は物事に対して真面目に取り組む気持ちや全力を出す気持ちを表す言葉です。
「正気」は正常な心や精神状態を表す言葉であり、反対語の「狂気」は小説やドラマ、漫画などでも使われるテーマです。
「本気」の例文
・『本気になった彼は非常に力強く一騎当千の活躍をしました』
・『本気の告白が通じたこともあり無事に彼女と付き合うことが決まりました』
「正気」の例文
・『こんな予想は正気の沙汰ではないと思ったので、即刻実験の中止を求めました』
・『事件後だったので正気ではいられず深酒してしまいました』
まとめ
「本気」は物事に対して真面目に取り組む気持ちや全力で取り組む気持ちを表す言葉です。
「正気」は正常な心や普通の精神状態を表す言葉であり、反対語である「狂気」は色々な創作で扱われています。