「サバサバ」と「さっぱり」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「サバサバ」と「さっぱり」の違いとは?言い換え

この記事では、「サバサバ」「さっぱり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「サバサバ」とは?

さっぱりした感覚の人を「サバサバ」といいます。

いちいち拘ることなく、すぐ次のことを考えられるほどさっぱりした性格である人を指すのです。

元々は苦痛に感じるほど嫌な気持ちになっても、前向きに行動するため動く人の様子を指します。

使い方としては、「姉は家族の中でもサバサバしている」とどのような性質か伝えるのです。

「さっぱり」とは?

気分がとてもすっきりしている人の様を「さっぱり」といいます。

「彼はさっぱりした性格だ」と良い意味で使われている褒め言葉です。

ただ、「さっぱり話が通じない」とまるで内容が相手に伝わらないと言えます。

また、「さっぱり計算できなくて駄目だ」と伝えられる言葉です。

このように、さわやかで素敵な性格であると褒められる一方、まったく駄目という意味でも使われています。

「サバサバ」と「さっぱり」の違い

ここでは「サバサバ」「さっぱり」の違いを、分かりやすく解説します。

人を叱って追い込むのではなく、強く攻めないほど気持ちがすっきり拘りがないことを「サバサバ」といいます。

「サバサバした話し方」というように、普通の人よりも会話の仕方に癖がなく話しやすいと言えるのです。

もう一方の「さっぱり」は強く拘りがなく、性格が前向きでさわやかな人と褒められます。

ただ、「今年はさっぱり入浴する客が来ない」とまるでお金にならない状況を伝えられる言葉です。

「サバサバ」の例文

・『旦那はサバサバした性格なので夫婦喧嘩にならない』
・『サバサバしている彼女とは性格や行動が合う』

「さっぱり」の例文

・『売れない商品を販売していては、さっぱりこの先が見えない』
・『さっぱりした性格の兄は港でも人を仕切り、作業をこなす』

まとめ

人の性質を指しますが、「さっぱり」にはまた違った使い方ができます。

その点に注意して、うまく相手の態度により使い分けてみるといいでしょう。