この記事では、「助けてもらう」と「助けを借りる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「助けてもらう」とは?
作業していて間違ったとき、訂正できる知識がある人に協力を仰ぐことを「助けてもらう」【たすけてもらう】といいます。
また、仕事が忙しく、手が足りないときは空いている人に力を貸してもらい、解決するのです。
使い方としては、「暇な人に助けてもらう」と少しでも力を貸してもらえそうな人に協力を仰ぎ、作業を片付けます。
「助けを借りる」とは?
近くにいる人に手助けしてもらい、仕事を片付けることを「助けを借りる」【たすけをかりる】といいます。
例えば、機械を操作しようとして方法が分からないとき、知識がある人から一時的に借りて進めるのです。
それほど切羽詰っている状況であり、とても困難なことから容易に脱出できそうにないと思うとき手を貸してもらいます。
「助けてもらう」と「助けを借りる」の違い
ここでは「助けてもらう」と「助けを借りる」の違いを、分かりやすく解説します。
困っているとき、早くその状況を脱却するのに誰でもいいから取りあえず辛い状況を脱却できるようにするのが「助けてもらう」です。
もう一方の「助けを借りる」は、1人で危険な状況から抜け出せないときは知識がある者に力を注いでもらいたいと思う気持ちを伝えます。
この2つの大きな違いは「助けてもらう」よりも目上の人から助力して頂くという意味合いが強く含まれているところです。
「助けてもらう」の例文
・『倒産しそうなとき協力者を募り、金銭的に助けてもらう』
・『崖から落ちたとき、助けてもらうため消防署に電話した』
「助けを借りる」の例文
・『学園祭の準備が終わらないので、教師の助けを借りる』
・『道路工事が終わらないので、他の現場から助けを借りる』
まとめ
「助け」を使ってはいますが、「借りる」を使っているだけでまた違った意味の言葉として使われています。
どういった場面で使うかに焦点を当てて使い込んでみるといいでしょう。
