この記事では、「社外秘」と「部外秘」の違いを分かりやすく説明していきます。
「社外秘」とは?
「社外秘」は、社外の人に知らせてはいけないことをさします。
文書やデータ、技術、ノウハウなど社内間でやり取りされる様々な内容で社外秘となっているものがあります。
社外秘となっているこれらの内容は、機密情報となります。
取扱いには十分気を付ける必要があり、万が一データが外部に漏れたとなると大きな処分を受けなければならないということもあり得ます。
社内でやり取りされる機密情報は、ランク付けして管理されていることが多く、「社外秘」は、機密情報の中では重要度は低めです。
しかし、社内ではアクセスできますが、社外へ持ち出さないとされているもので、取扱い方法は各社異なるものの、データでの持ち出しを禁止しているところは多いです。
「部外秘」とは?
「部外秘」は、「社外秘」よりもさらに小範囲で公開し、取扱いしている情報です。
ある部署だけで取扱いしている機密文書で、同じ社内でも他の部署に見せてはいけないという機密文書となります。
例えば経理課だけで管理されている機密情報や、総務部だけで管理している機密情報などは、他の部署に共有されていません。
「社外秘」と「部外秘」の違い
「社外秘」と「部外秘」の違いを、分かりやすく解説します。
「社外秘」は、社外への情報公開ができない内容で、「部外秘」は、部内でしか情報が公開されていないものとなります。
社外秘よりもさらに狭い範囲で情報管理がされているのが部外秘です。
「社外秘」の例文
・『このマニュアルは社外秘なので取扱いに十分注意してください』
・『この文書は社外秘となりますので、お取扱いにご注意願います』
「部外秘」の例文
・『この新商品の情報は部内秘のため、他部署に口外しないようにしてください』
・『部外秘の書類は鍵のかかった棚に保管されている』
まとめ
「社外秘」と「部外秘」の違いをお伝えしました。
社外秘よりも部外秘のほうが公開できる範囲は狭くなっています。
違いを理解して使い分けしましょう。