この記事では、「どうしても」と「どうも」の違いを分かりやすく説明していきます。
「どうしても」とは?
絶対に何かを成し遂げたいという強い願望を意味する言葉です。
強い決意や必要性を指すと考えられます。
また、「どうしても」という言葉は、どんなに努力したとしても上手くいかないという意味もあります。
困難や不可能性を示す際に使用される言葉でもあります。
「どうも」とは?
短い感謝や謝罪の表現、不確かさや不明確さ、何かが正常ではない様子などを意味する言葉です。
「どうも」という言葉は、それ単体で意味を成すのはあくまで感謝や謝罪として使用する時だけで、その他の意味の場合は、後に別の言葉を加えることによって表現されます。
「どうしても」と「どうも」の違い
「どうしても」と「どうも」の違いを、分かりやすく解説します。
「どうしても」と「どうも」は、共に日本語の表現であり、似たような意味をもつ言葉ですが、それぞれ異なる使用場面やニュアンスがあると言えます。
「どうしても」は、強い決意や必要性を示し、何かを達成するための強い意志や、避けられない状況を表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「どうも」は、感謝や謝罪、挨拶など、さまざまな状況で使われる、非常に便利な言葉だと言えるでしょう。
「どうしても」の例文
・『彼はどうしても俳優になりたかったので、さまざまな事務所に自分を売り込みに行った』
・『どうしてもこの状況を打破しなければならないので、このまま諦めるわけにはいかない』
「どうも」の例文
・『彼の発言には、どうも引っかかる点がいくつもある』
・『本日は私たちのイベントにお越し下さり、どうもありがとうございました』
まとめ
「どうしても」と「どうも」は、似たような意味や重なる部分をもつ言葉ですが、使用されるシーンやニュアンスに違いがあります。
それぞれ異なる言葉なので、正しく使い分けられるように注意しましょう。