この記事では、「ソース顔」と「しょうゆ顔」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ソース顔」とは?
ソース顔とは、彫が深くて目鼻立ちがはっきりしている濃い顔立ちのことをいいます。
男性の顔立ちについて表している言葉です。
ソース顔という言葉が誕生したのは1980年代の後半で、欧米人やアラブ人、インド人などに似ていて日本人離れした顔立ちを表すようになりました。
欧米人やアラブ人、インド人などをソース顔と表現することはありません。
ソース顔は1988年に流行語大賞を受賞しています。
著名人でいえば、阿部寛や北村一輝、平井堅などがソース顔といわれています。
「しょうゆ顔」とは?
しょうゆ顔とは、日本人らしいあっさりした顔立ちのことをいいます。
彫が浅く、顔の一つ一つのパーツが小ぶりで主張しすぎていないのが特徴です。
平面的で親しみやすい印象があります。
しょうゆ顔という言葉は、1980年代に濃い顔立ちを表すソース顔と一緒に流行しました。
当時は女性達の間で、男性の顔立ちを調味料に例えることが流行っていたからです。
昔は男性を表す言葉でしたが、現在は女性に使われることもあります。
しょうゆ顔は日本人的な顔立ちなので、和服などもよく似合います。
「ソース顔」と「しょうゆ顔」の違い
ソース顔もしょうゆ顔も、顔立ちを表す言葉です。
ソース顔は彫が深くて濃い顔立ちのことで、しょうゆ顔は彫が浅くてあっさりした顔立ちのことを表しています。
また、ソース顔には日本人離れしているというニュアンスがあり、欧米人やアラブ人などに似た顔立ちを指しています。
それに対してしょうゆ顔は、東洋的で日本人らしい顔立ちを表しています。
まとめ
ソース顔もしょうゆ顔も顔立ちを表す言葉です。
ソース顔は彫が深くて欧米人やアラブ人のような日本人離れした顔立ちのことを表しています。
それに対してしょうゆ顔は、彫が浅くて日本人らしいあっさりとした顔立ちをいいます。