この記事では、「さながら」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「さながら」の意味
「さながら」という言葉の意味は以下の通りになります。
1つ目は「まるで、そっくり」という意味です。
2つの関係性が非常によく似ていることを指す言葉です。
具体的には「〇〇のようだ」「〇〇顔負けの」などといった意味合いとなり、副詞「さ」+接続助詞「ながら」で一語化した言葉になります。
2つ目は「もとのまま、そのまま、そのもの」という意味で、「〇〇と同じの」「〇〇と変わりない」というニュアンスになり、主に文脈の中で使用される言葉です。
「さながら」のポジティブな言い換え
「さながら」のポジティブな言い換えは以下の通りです。
・『まるで』
「全く」「すっかり」などと言う意味合いで使われる言葉で、違いがわからないほどあるものや、ある状態に類似しているさまを指します。
・『あたかも』
「まるで」「ちょうど」などと同じ意味合いで使用される言葉で、あるものが他の物によく似ていることを表しています。
・『まさしく』
「間違いなく」「確かに」などというニュアンスで使われる言葉で、漢字表記は「正しく」になります。
・『見まがう』
「見紛う」と書いて、「見間違える」「見て勘違いする」などという意味の言い回しなります。
・『のように』
英語に置き換えると「seem(〜のように思われる)」や「look(〜のように見える」などになり、「〜ように思う/思われる」「〜ような気/感じがする」というニュアンスになります。
「さながら」の類語や言い換え
「さながら」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『言うならば』
「言ってみれば」「たとえて言うと」「いわば」などの意味合いで使われる言葉で、分かりやすい典型的なものにたとえる様子を表します。
・『たとえるなら』
物事をよりわかりやすく説明するために、ある物事を引き合いに出していうことや、なぞらえること。
・『丁度』
ある基準に、過不足なく一致するさまや、それが着目するものについて過不足ないさまを表す言葉で、「きっかり」「ぴったり」「きっちり」などにい言い換えることができます。
・『分身』
一つのものから分かれ出たものを意味する言葉で、一つの身が二つ以上に分かれたり、その分かれたことで生じた身を表します。
まとめ
今回は「さながら」と言う言葉について紹介しました。
「さながら」の意味や類語を理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。