この記事では、「移民」と「永住」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「移民」とは?
国や村から出て、他国へ移動して住む人を「移民」【いみん】といいます。
今住んでいる場所ではなく、元々は他国で生まれた人々を指し、現在は国の財政が悪くて仕事が無いので、他国へ移動して働くか、自由を求めて出国するのです。
また、戦争が激しく、住んでいられない人たちが自力で脱出して隣国や受け入れてくれる国に行きます。
この「移民」は国外移住者として扱われますが、中には不法に国境を越えて住み着く「不法移民」もいるのです。
「永住」とは?
人生の最後を遂げるため選んだ場所に住むことを「永住」【えいじゅう】といいます。
例えば、退職した男性が老後は野菜作りがしたいと思ったとき水と空気が良い山梨県に住む、定住する行動を指すのです。
永遠という意味が強く出た言葉であり、住む人は「永住者」とも呼びます。
また、違う国から他国へ永住権を取得して、死ぬまで住んで生活する行為を指すのです。
「移民」と「永住」の違い
ここでは「移民」と「永住」の違いを、分かりやすく解説します。
他国で生まれた人が入ってきて、住み着いた外国人を「移民」と呼びます。
住む場所を探し、そこに定住する人々は住み慣れた場所を離れて自由や平和な世界で暮らすのです。
単独、家族全員で移動して住んで定住します。
もう一方「永住」は、永遠に選んだ場所に住む行動を指し、学校に通ったり、通勤するのです。
外国人として日本に定住し、長く働くには「日本永住ビザ」を取得する必要があります。
「移民」の例文
・『海を渡った家族は治安が良い欧州に行くため移民になる』
・『貧困に喘ぐ妹は脱出して、他国で移民となって住む決断した』
「永住」の例文
・『技術を学び、就職して永住するため英国に渡った』
・『子供の頃から憧れていた韓国に永住する計画を立てた』
まとめ
住むという行動を指しますが、移動するか永遠に定住するところに違いがあります。
どういった行動を指すか具体的に調べてみるといいでしょう。