この記事では、「コンソメ」と「ほんだし」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コンソメ」とは?
「コンソメ」は「consomme」とフランス語表記します。
「コンソメ」は、「肉類や魚介類を煮出した汁に味をつけたすましスープのこと」です。
このように、動物性の材料で作られたスープの中で、澄んでいるものを「コンソメ」と呼びます。
もともとフランス料理のスープとして広まっていますが、日本でも一般的なスープとなっています。
フランス語で「コンソメ」は「完成された」という意味があるほど、美味しいスープとなります。
澄んだ琥珀色であることが「コンソメ」を名乗る条件のため、灰汁をまめにすくう必要があるなど、手の込んだスープとなります。
「ほんだし」とは?
「ほんだし」は、「味の素株式会社が製造販売している、風味調味料のこと」です。
原材料は、食塩、砂糖、乳頭などに加えて、風味原料として、かつおぶし粉末とかつおエキスがあり、うま味調味料も含まれています。
「ほんだし」のシリーズには、「いりこだし」、「こんぶだし」などもあります。
味噌汁を作る時の出汁としてとても手軽に使えるため、人気があります。
1970年に発売され、50年以上の歴史を誇ります。
「コンソメ」と「ほんだし」の違い
「コンソメ」と「ほんだし」の違いを、分かりやすく解説します。
「コンソメ」は、「肉類や魚介類を煮出した汁に味をつけたすましスープのこと」です。
一方で「ほんだし」は、「味の素株式会社が製造販売している、風味調味料のこと」です。
「コンソメ」は「フランス料理のスープ」であるのに対して、「ほんだし」は「風味調味料」という違いがあります。
まとめ
「コンソメ」と「ほんだし」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。