この記事では、「ネズミ」と「モルモット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ネズミ」とは?
「ネズミ」は「鼠」と漢字表記します。
「ネズミ」は「齧歯目ネズミ科の哺乳類の総称のこと」という意味があります。
「ネズミ」は、一般に小さな体をしていて、体毛は灰色か黒褐色をしています。
また尾は細長いという特徴があります。
さらに「ネズミ」は、犬歯はなく、一対の門歯が発達し一生伸び続けるという仕組みとなっています。
「ネズミ」の繁殖力は旺盛ですが、寿命は短いです。
縄文時代から、農作物や貯蔵穀物などに甚大な損害を与えたり、病気を媒介することがあるため、嫌われ者になることもあります。
「モルモット」とは?
「モルモット」は「」と読みます。
「モルモット」は、「齧歯目テンジクネズミ科の哺乳類のこと」という意味があります。
南アメリカ産の野生種から家畜化されたもので、「天竺鼠(てんじくねずみ)」という別名もあります。
体長約25センチほどで、尾はありません。
また、「モルモット」の四肢は短く、耳は小さくて丸い可愛い見た目のため、愛玩用として飼育されることがあります。
16世紀にオランダ人が、リス科の「マーモット」と混同し、誤って伝えたことによって、「モルモット」と呼ばれるようになりました。
「ネズミ」と「モルモット」の違い
「ネズミ」と「モルモット」の違いを、分かりやすく解説します。
「ネズミ」は「齧歯目ネズミ科の哺乳類の総称のこと」という意味があります。
一方で、「モルモット」は、「齧歯目テンジクネズミ科の哺乳類のこと」という意味があります。
どちらも、実験用動物にされるなど、共通点があります。
しかし、「ネズミ」は、長いしっぽが生えているのに対して、「モルモット」は生えていないという違いがあります。
まとめ
「ネズミ」と「モルモット」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。