この記事では、「リユース」と「リデュース」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リユース」とは?
使った電化製品をきれいにしてからまた使うことを“Reuse”「リユース」といいます。
電化製品であれば分解して裏に付いた汚れやカビ、臭いにいたるまですべてきれいにするのです。
もし全体的に使えそうにないときは使える部品だけを取り出して磨き、また適合する製品にはめて使います。
このように、使用済みであっても捨てるのではなく、また使えるようにして再利用するのです。
「リデュース」とは?
いかに資源を少なく使って作れるかに焦点を当てた製品づくりを“Reduce”「リデュース」といいます。
耐久性がある製品を作り上げることで故障しにくくして、長期に渡って使える物を生み出すのです。
これにより廃棄物が出ない期間を長くできるためゴミの量を減らせます。
また、定期的に点検したり、整備する工夫も取り入れて長期的に使える製品を目指すのです。
「リユース」と「リデュース」の違い
ここでは「リユース」と「リデュース」の違いを、分かりやすく解説します。
きれいに洗ってまた使うことを「リユース」といいます。
再利用を基本とした考え方を取り入れて、使える物は何度も使って廃棄ゴミを減らしていくのです。
形を変えて使えば自然環境を極力壊さず、人間にも優しい地球を目指せます。
もう一方の「リデュース」は数ある資源を大切に使ってゴミの量を減らせるのです。
このような意味から、紙袋を断ったり、詰め替えられる商品を選ぶ、長く着られる丈夫な服を選ぶようにします。
「リユース」の例文
・『何度も使える傘や箸、袋を選んでリユースしている』
・『リユースを考えて、新品のペットや子どもの服を寄付した』
「リデュース」の例文
・『着なくなった着物で座布団を作ってリデュースした』
・『箪笥を勉強机にリデュースして、子どもに使わせる』
まとめ
資源を大切にするところは同じですが、また使い方に違いが見られます。
どこが違うか、資料や団体の活動を見て比べてみるのも、どう違うか分かる点になるでしょう。
