「土付きらっきょう」と「洗いらっきょう」の違いとは?分かりやすく解釈

「土付きらっきょう」と「洗いらっきょう」の違い二語の違い

店で売られているらっきょうには「土付きらっきょう」「洗いらっきょう」がありますがどこに違があるのでしょうか。

今回は、「土付きらっきょう」「洗いらっきょう」の違いについて解説します。

「土付きらっきょう」とは?

「土付きらっきょう」とは、「収穫したときそのままの土が就いている状態で売られているらっきょう」を指す言葉です。

「らっきょう」はネギ属に分類される野菜です。

土の中で育つ白く膨らんだ部分が可食部であり主に甘酢に漬けて漬物にしてから食べられています。

カレーの付けあわせなどに使われる定番の漬物でありシャキシャキとした独特の触感と鮮烈な香気が特徴のらっきょうは加工済みの甘酢漬けとして売られているもののほか家庭で調理する用に販売されるものもあります。

「土付きらっきょう」とは主に家庭向けに販売されるらっきょうの一種です。

最大の特徴は「土がついたまま売られている」ことです。

畑で収穫したそのままの状態で売られている「土付きらっきょう」は鮮度が高くできるだけ新鮮でてが加えられていない野菜を求める人に向いています。

調理する前に土を洗射落とす必要があるため手間はかかりますが味や香りが落ちていないからという理由で自然そのままの状態で売られている「土付きらっきょう」にこだわる人も少なくありません。

「土付きらっきょう」の使い方

・『八百屋で土付きらっきょうを購入する』
・『買ってきたのは土付きらっきょうなのでまず土を洗い流す必要がある』
・『土付きらっきょうのほうが鮮度は落ちにくい』
・『土付きらっきょうは持ち帰るときに服を汚してしまう可能性があるので注意が必要だ』

「洗いらっきょう」とは?

「洗いらっきょう」とは、「収穫後に洗浄し土や汚れを洗い落としてから売られているらっきょう」を指す言葉です。

土の中で育つ野菜は可食部に土が付着しているため洗ってからでないと調理できません。

土を洗い流す手間を省くために現在では多くの野菜は出荷段階で洗浄しきれいな状態にしてから店頭に並べられます。

「洗いらっきょう」もそのように「洗ってから販売されているらっきょう」を指します。

土が就いていないので持ち運んでも汚れる心配がなく面倒な土を落とす洗浄作業も必要ありません。

「洗いらっきょう」の使い方

・『スーパーで売られているらっきょうのほとんどが洗いらっきょうだ』
・『洗いらっきょうは手軽に使えるので便利だ』
・『大量の洗いらっきょうを購入し自宅で甘酢に漬け込んだ』
・『洗いらっきょうでも味が変わることはない』

「土付きらっきょう」と「洗いらっきょう」の違い

「土付きらっきょう」「洗いらっきょう」の違いは「土がついているか」です。

土がついたままの状態で売られているのが「土付きらっきょう」、土を洗い落としたきれいな状態で売られているのが「洗いらっきょう」です。

一昔前まで「洗いらっきょう」は洗浄時に強い水圧が使われたりその後の処理に手間取ったりなどして味が落ちることがあったため「土付きらっきょう」のほうが味も香りも上だとされていましたが、現在では洗浄技術や機会の進歩により味や香りの違いはほとんどありません。

どちらを選んでも美味しいらっきょうが食べられます。

まとめ

「土付きらっきょう」「洗いらっきょう」は土の有無で区別されます。

現在ではほとんどの野菜が出荷段階で洗浄されているため土付き野菜は希少な存在です。

自然そのままの状態を選ぶか、それとも洗わないでいい手軽さを選ぶのか。

好みのらっきょうを選んでください。