この記事では、「イベント」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「イベント」の意味
「イベント」というのは、英語の「event」をカタカナで表記したものです。
元々の意味としては、「出来事」というものです。
つまり、何かがおきたことを表す言葉でしかありません。
それが日本語で使われるようになるにあたって、若干の意味の変容がありました。
つまり、「ただ」の出来事から、「特別な」出来事を指すようになったわけです。
すなわち、毎日たくさんの出来事がある中で、個人や特定の団体やグループにとって意味があるものを「イベント」と呼ぶということです。
そういう経緯から「誕生日のパーティー」や、「ハロウィーンで仮装する」などの事象を「イベント」と呼ぶのです。
「イベント」の言い換え
それでは、「イベント」の言い換えをみていきましょう。
「イベント」の敬語やビジネスでの言い換え
「イベント」という言葉は、すでにビジネス上でなくてはならない用語として定着しています。
しかし、相手やシチュエーションによっては言い換えが必要な場合があります。
・『催物』
「もよおしもの」と読みます。
「催事」と呼ばれる場合もあります。
やはり「特別な出来事」という意味ですが、どちらかといえば「作られた」出来事として認識されています。
・『行事』
「ぎょうじ」と呼びます。
ビジネスシーンにおいてはあまり使われませんが、一般的に不特定多数の人に向かって何かをアナウンスする時には使用されるので、敬語とともに使用することができます。
・『挙動』
「きょどう」と読みます。
一般的な「イベント」ではなく、プログラミングなどで使用される用語として、「何かが起こったこと」を示します。
これをトリガーにして何かの処理を行うというきっかけとして機能します。
この意味の「イベント」を日本語にしたのが「挙動」になります。
「イベント」の類語や言い換え
「イベント」という言葉には、その他にも一般的に使用される類語や言い換えが存在しています。
・『出来事』
「できごと」と読みます。
最も一般的な「イベント」の言い換えで、相手がどのような立場の人であっても理解してもらえる言葉です。
・『試合』
「しあい」と読みます。
スポーツの競技などにおいて、それぞれの試合やトーナメントそのもののことを「イベント」と呼ぶことがあります。
一番わかりやすいのはボクシングなどの「メインイベント」という言い方です。
・『プロモーション』
厳密には「イベント」と同じ意味を持つ言葉ではありませんが、多くのシチュエーションで「プロモーション」のために行われる「催物」のことを「イベント」と呼びます。
まとめ
今回は「イベント」ついて紹介しました。
「イベント」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。