この記事では、「続編」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「続編」の意味
「続編」とは「映画や論文、書物などにおける前編や正編などに連なる続きの編」という意味です。
「続」という漢字には「つづく」や「つづける」、「つながる」、「つづき」という意味が含まれており、「編」という漢字には「あむ」や「順序立てて並べる」、「組み入れる」、「文を集めて書物を作る」、「書物をとじる糸」、「書物」、「作品」などの意味のほか、「書物の部分け」という意味が含まれています。
「続編」は読んで字のごとく「本編に続く部分け」という意味を表した言葉と言えるでしょう。
「続編」の類語や言い換え
「続編」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『後編(こうへん)』
「映画や書物などにおいて、2編や3編に別れたものうちで一番最後の編」を意味する言葉です。
「後編」よりも前の編は「前編」や「前編」+「中編」などで呼ばれます。
・『第二章(だいにしょう)』
「映画や書物などにおいて、第一章に連なる続きの章」を意味する言葉です。
「章」には、「文字でつづった文」や「文章や音楽における一区切り」という意味が含まれています。
・『第二部(だいにぶ)』
「映画や書物などにおいて、第一部に連なる続きの部」を意味する言葉です。
「部」には、「全体をいくつかの範囲に分けたうちの1つ」という意味が含まれています。
・『第二幕(だいにまく)』
「映画や書物などにおいて、第一幕に連なる続きの幕」を意味する言葉です。
演劇において、1つの場面や大きな段落の終わりに「幕(舞台と客席を仕切る布)」を下ろしていたことから転じて、1つの場面のことを「第○幕」と表現するようになりました。
「続編」の類義語や言い換え
「続編」の類義語や言い換えは以下の通りです。
・『シーズン2』
「主に映画やドラマなどにおいて、シーズン1に連なる続きの部」を意味する言葉です。
「季節」や「物事が行われる時期」、「映画やドラマのシリーズもの」などの意味を含める英単語“season”が由来であり、近年、国を問わず多くのドラマでは、この「シーズン」による部分けが主流となっています。
・『2ndシーズン/セカンドシーズン』
「主に映画やドラマなどにおいて、1stシーズン(ファーストシーズン)に連なる続きの部」を意味する言葉です。
「シーズン2」と同じく、近年のドラマで多用されている部分けの表現になります。
まとめ
今回は「続編」について紹介しました。
「続編」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせるようにしましょう。