この記事では、「そのまま」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「そのまま」の意味
「そのまま」は「其の儘」と漢字表記できます。
「そのまま」には以下の意味があります。
1つ目が「その状態の通りで変化のないこと」という意味です。
例えば、朝起きたまま、同じ姿勢でいる人のことを、「朝起きた、そのままの姿勢でいる」などと表現することができます。
2つ目が「そのものに完全に似ていること」という意味になります。
例えば、子供が親の顔に完全に似ていると感じる場合、「親の顔、そのままだ」などという文章を作ることができます。
「そのまま」の類語や言い換え
・『現状のまま』
「現状のまま」は「げんじょうのまま」と読みます。
「現状のまま」は「現在の状況のまま」という意味があります。
現在の状況のままでいいと、妥協するようなとき、「現状のままでいいと思う」などという文章にできます。
・『昔のまま』
「昔のまま」は「むかしのまま」と読みます。
「昔のまま」は「かつての様子、そのままに見えること」という意味があります。
例えば、初恋の人が、好きだったころと同じ様子に見える時、「初恋の人が、昔のままの姿をしていた」などという文章にできます。
・『これまで通り』
「これまで通り」は「これまでどおり」と読みます。
「これまで通り」は「今のまま」「今までのまま」という意味があります。
今のままのやり方ではまずいと感じる場合、「これまで通りではまずい」という文章にできます。
「そのまま」の類義語
・『相変わらず』
「相変わらず」は「あいかわらず」と読みます。
「相変わらず」は「今までと変わった様子が見られない様子」という意味があります。
誰かと久しぶりに会って、以前と変わった様子がないと言いたいとき「私は相変わらずだ」などと表現します。
・『文字通り』
「文字通り」は「もじどおり」と読みます。
「文字通り」は「文字に書かれた通り」という意味があります。
文章通りに理解してほしい時、「文字通りの意味で理解してほしい」などという文章にできます。
・『額面通り』
「額面通り」は「がくめんどおり」と読みます。
「額面通り」は「言葉や物事の表面に現れた意味そのまま」という意味があります。
誰かの言葉の裏を読まず、そのまま受け取る時、「話を額面通り受け取る」などという文章にできます。
まとめ
今回は「そのまま」について紹介しました。
「そのまま」の意味や類語を理解して、使いこなせるようにしましょう。