「得意」とは?言い換えを徹底解釈

「得意」とは?言い換え

この記事では、「得意」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「得意」という言葉の意味

「自分のものにする」という意を持つ「得」という語と、「考え」「意志」などを表す「意」という語を組み合わせた「得意」という言葉は、ある事柄や事象などが自分の思っている通りの内容や結果になって満足したり、物事を行う際に大変うまくできて自信がある場面で用いられる文言で、特に相手だけではなく、自分自身に対しても思い通りに物事を行うことができて自信を持っているという意味合いで使われる言葉です。

「得意」という言葉の1つ目の意味は、「自分の考えている状態になって満足している」です。

2つ目は「誇らしげな」さまや「定期的に商品を買ってもらったり取引したりする相手」などという意味合いで使われています。

「得意」の類語や言い換え

「得意」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『上客(じょうきゃく)』
「上座(かみざ)に就くべきお客」「大切でありがたいお客」などを表す文言で、特定のお店や商いなどにとって、大変重要で大切なお客を指して使われる文言です。

・『痛快(つうかい)』
「たまらなく愉快な」さまや「とても楽しくて気持ちがいい」様子などを表す言葉で、ここで用いられている「痛」「いたい」という意味ではなく、「非常に」「とことんまで」などという意味になります。

・『上手(じょうず)』
ある事柄に取り組む上で大変手際が良く巧みであったり、特定の物事を行う技術が非常に優れている人などを指して用いられる言葉で、 「持っている技術をうまく使いこなす」さまや「手際よくなんでもこなせる」様子などを示す表現です。

・『巧妙(こうみょう)』
「非常に巧みである」さまや「大変上手な」様子などを表す言葉ですが、「巧妙な手口」「巧妙に立ち回る」など、悪い意味で用いられることが多い表現になりますので、使用する際には注意が必要になります。

「得意」の類義語

「得意」の類義語は以下の通りになります。

・『十八番(じゅうはちばん/おはこ)』
元々は歌舞伎などで、「もっとも得意な芸や技」を指す言葉として用いられていた言葉で、転じて「その人がよく行う動作や、頻繁に口にする言葉」などを表す文言になります。

・『鼻高々(はなたかだか)』
いかにも得意げに自慢したい気持ちがあふれ出ている様子を示す言葉で、「大変誇らしげな」さまや「周りの人に自慢したい気持ちが隠し切れない」様子などを表す言葉になります。

・『程よい』
「ちょうどよい程度である」さまや「都合がよい」様子などを示す文言で、ある事柄や事象などの程度が大きすぎず小さすぎない際に用いられる文言です。

・『専売特許(せんばいとっきょ)』
「特許(とっきょ)」の旧称として使われていた言葉で、転じて「ある人だけが持っている技術や方法」などを表す言葉になります。

まとめ

今回は「得意」という言葉について紹介しました。

「得意」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。