「置く」とは?言い換えを徹底解釈

「置く」とは?言い換え

この記事では、「置く」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「置く」という言葉の意味

上部に位置する「網(あみ)」と、下部にある「上にまじないの印である十をつけた目」の象形から成り立つ「置」という語は、その形から「まっすぐ見つめる」などという意味合いを経て、網をまっすぐに立てて「おく」という意味の「置」という漢字が誕生しました。

「置く」という言葉は、人や物などをある位置や場所にとどめておく際に使われる文言になります。

「置く」という言葉の1つ目の意味は、「人をある立場や業務などにつかせる」です。

2つ目は「設置する」「そのままにする」などを示す意味合いで使用されています。

「置く」の類語や言い換え

「置く」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『配備(はいび)』
「必要に応じて物や人などを準備し、事に備える」さまや「準備を整える手配」などを示す言葉で、軍隊や軍勢などを配置する際にも用いられる言葉です。

・『据付(すえつ)ける』
「ある場所に物を据えて固定する」さまや「機械などを置いて動かないようにする」様子などを表す言葉で、装置や機器などを特定の場所に動かないように固定する状態を指して用いられる言葉です。

・『隔絶(かくぜつ)』
「遠く離れて、関係が絶たれている」さまや「へだたって一切関係がなくなる」様子などを表し、基本的には敢えて距離をおいて離れる関係性などを指して使われる文言です。

・『配置(はいち)』
「物などを適当な位置に置く」さまや「決められた置き場所」などを表す言葉で、物だけではなく人や社員などを持ち場やポジションなどにおく際にも用いられる表現になります。

「置く」の類義語

「置く」の類義語は以下の通りになります。

・『レイアウト』
「配置」「設計」などを表す英単語「layout」から派生した言葉で、どこに何を、どのように配置するかという割り付けを指して使われる文言です。

・『搭載(とうさい)』
「物を載せること」「機能を装備すること」などを表し、主に艦船や車両、航空機、コンピューターなどに新たな物資や機能などを積み込む際に用いられる言葉になります。

・『タイムラグ』
「時間の遅れ」を表す英単語「time lag」から派生した言葉で、お互いに関係している事柄や事象などの間に発生する「時間のずれ」を意味する文言になります。

・『設置(せっち)』
文字どおり「設けて置く」さまや「備え付ける」様子などを示す文言で、使うための物を必要な場所に置くことを意味しています。

まとめ

今回は「置く」という言葉について紹介しました。

「置く」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。