自分の意見や主張、目標などを言い表したものを示す言葉には「モットー」や「標語」があります。
この記事では、「モットー」と「標語」の相違点を分かりやすく説明していきます。
「モットー」とは?
「モットー」は英語で“motto”と書く言葉であり、自分の意見や主張、主義、行動指針を端的に表したものを示します。
「モットー」は自分の存在や行動に対して指針を与えるものであり、様々な決定や決断に影響を及ぼすのが特徴です。
「モットー」は端的な言葉やことわざなどが使われることが多く、日本では四字熟語なども用いられています。
「標語」とは?
「標語」とは人や集団の意見や目標、基準、規範、理念などを表す言葉や文章を示します。
「標語」は人や集団のモチベーションを上げるためや集団の結束力を高めるために使われるのが特徴です。
「標語」は様々な種類があり、「モットー」や「スローガン」、「座右の銘」などがよく使われています。
この中で「座右の銘」は個人が持っている主義や理念を表す時に使うことが可能です。
「標語」はことわざや四字熟語から公募で送られてきたものから選ぶものも存在します。
「モットー」と「標語」の違い
「モットー」は自分の意見や主義などを端的に表した言葉や文章であり、「標語」は人や個人の目標や規範を端的に表した言葉や文章を示します。
「モットー」の例文
・『彼のモットーは一日一善であり近所では親切な人として有名です』
・『探偵のモットーに合わないと思ったので、彼は警察にこの証拠を出さないことにしました』
「標語」の例文
・『交通標語は公募で行われており、息子が頑張って作っています』
・『挨拶の標語は小学生が作ったものであり、端的ながら分かりやすくていいと思います』
まとめ
「モットー」は個人の主義や主張を端的に表したものであり、「標語」個人や集団の目標や規範を端的に表したものです。
「モットー」は別名「座右の銘」とも呼ばれています。