この記事では、「苦手」と「不得意」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「苦手」とは?
うまく出来ないので、受け付けないと思うことを「苦手」【にがて】といいます。
例えば、「運動が苦手」といえば、足が遅かったり、球投げが下手であるため進んでやろうとはしない気持ちになってしまうのです。
苦しいという字を使っているように、苦痛になるほど楽しいと感じるほど上手に出来ないので、率先してやろうとはしません。
主に、料理や勉強、片付けといった自分が実行するには難しいと感じる感情になる行為を指します。
「不得意」とは?
苦手なものを「不得意」【ふとくい】といいます。
例えば、相手の性格が受け付けられないとか、話が合わない者とは一緒に楽しく行動ができないため受け入れがたく、好きではなれないので「不得意な人」と言えるのです。
また、踊りがうまく出来ないので得意ではないといったときや、人前でうまく言いたいことが伝えられないという場合に「私は○○が不得意だ」といった使い方をします。
「苦手」と「不得意」の違い
ここでは「苦手」と「不得意」の違いを、分かりやすく解説します。
苦痛に感じるほど最初から無理と感じる事柄であれば「苦手」な部類に入ります。
「韓国語が苦手」といって、難しくてうまく習得できないため無理と思うものを伝えるのです。
もう一方の「不得意」は受け付けない性格であったり、技、分野であるときに使います。
それだけ自分はやりたいと思えないほどうまく解説できない、合わないと思うのです。
「苦手」は最初から手を出すのも難しいものを対象にしていますが、「不得意」は実行してみて出来ないと思う分野を指します。
「苦手」の例文
・『妹は楽器を演奏するのが苦手で、いまだに笛が吹けない』
・『彼は電卓の扱いが苦手で、誰よりも計算が遅い』
「不得意」の例文
・『姉は歌うのが不得意で、人前だと緊張して音程がずれてしまう』
・『投資が不得意な妹は、何度も失敗してお金を失っている』
まとめ
得意ではなく、できればやりたくないと思うことを取り上げるとき使います。
ただ、使い方が多少異なりますので、意味を調べて使い分ける必要性があります。