この記事では、「according」と「according to」の違いを分かりやすく説明していきます。
「according」とは?
「according」は「〜によれば、〜に従って」という意味の言葉です。
名詞や動名詞と組み合わせて使用します。
また、「according」は「〜に応じて、〜と一致して」という意味で、比較や対応の関係を表すときにも使用することが可能です。
「according to」とは?
「according」に前置詞の「to」がついたもので、主に情報源や基準を表すときに使用する言葉です。
「according to」は話し手の意見ではなく、他の人や物の意見を伝えるときに使用します。
「according」と「according to」の違い
「according」と「according to」の違いを、分かりやすく解説します。
「according」と「according to」は、似ていますが、使用する場面やニュアンスが異なる言葉です。
「according」は「〜によれば、〜に従って」という意味を表します。
その一方で、「according to」は「according」に前置詞「to」がついたもので、同じ意味ですが、副詞句として使われます。
「according to」は「〜によると、〜の言うところによれば」という意味で、情報源や引用を表すときにも使われることが特徴的です。
また、「according to」の後には名詞や代名詞が来ますが、「according」の後には前置詞が来るという点も違いとして挙げられます。
「according」の例文
・『The price varies according to the quality. 』
・『He acted according to his conscience. 』
「according to」の例文
・『According to the weather forecast, it will rain tomorrow. 』
・『The results were not very good, according to his standards. 』
まとめ
「according」は「〜に応じて、〜に従って」という意味で、状況や規則などに基づいて何かを実施する際に使用する言葉です。
その一方で、「according to」は「〜によれば、〜の言うところによれば」という意味で、情報源や引用などを表すときに使用する言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。