「but」と「yet」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「but」と「yet」の違いとは?言い換え

この記事では、「but」「yet」の違いを分かりやすく説明していきます。

「but」とは?

等位接続詞と呼ばれる種類の接続詞で、名詞や文などをつなげることが可能な言葉です。

ただし、文頭に使うことは原則として認められていないと考えられます。

「yet」とは?

「しかし」「にもかかわらず」という意味で、意外性や驚きを表す際に使用される接続詞です。

前述の内容と矛盾する事柄を導入するときに用いられる言葉です。

「yet」は従位接続詞と呼ばれる種類の接続詞で、文と文をつなげることが可能です。

文頭に使うことも可能だと考えられます。

「but」と「yet」の違い

「but」「yet」の違いを、分かりやすく解説します。

「but」「yet」は、どちらも「しかし」という意味の接続詞ですが、ニュアンスや使い方が異なります。

「but」は、一般的な逆接の接続詞で、文の中で使用される言葉です。

文頭で使うことは原則不可能だと考えられます。

その一方で、「yet」は、「but」よりも対比や意外性の意味が強い接続詞で、フォーマルな場面で使用されます。

文頭でも使えますが、文の中でも使用可能だと考えられます。

「but」の例文

・『He is rich, but he is not happy. 』
・『She is smart, yet she failed the test. 』

「yet」の例文

・『He may come here yet. 』
・『He is young, yet he is not without experience. 』

まとめ

「but」「yet」は、どちらも「逆接の接続詞」と呼ばれるもので、前述の内容と対照的な事柄を導入する際に使用されます。

「but」は単に事実としての対照を示すだけで、感情的な要素はあまり含まれないと考えられます。

その一方で、「yet」は対照の意味がより強く、話し手の期待や驚きや不思議な気持ちを表現する際に使用する言葉です。

つまり、「yet」は意外性が強い場合に使われることが多いと考えられます。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。