この記事では、「however」と「although」の違いを分かりやすく説明していきます。
「however」とは?
副詞で、文と文をつなげる際に使用する言葉です。
文頭、文中、文末のどこにでも置くことが可能ですが、前後にはピリオドやカンマ、セミコロンなどの記号が必要だと言えます。
文頭、文中、文末に置くことが可能ですが、意味は同じだと考えられます。
ただし、「however」は比較的堅い言い方で、主にかしこまった場面や書き言葉で使用されます。
「although」とは?
接続詞で、文と文をつなげる際に使用する言葉です。
文頭や文中に置くことが可能ですが、文末に置くことは不可能だと考えられます。
また、後ろには必ず文章が必要だと言えます。
文頭や文中に置けますが、意味は同じです。
ただし、「although」は比較的カジュアルな言い方で、主に話し言葉や日常会話で使用されます。
「however」と「although」の違い
「however」と「although」の違いを、分かりやすく解説します。
「however」と「although」は、どちらも「しかし」「だけど」という意味をもつ言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
「however」は文頭や文中に置いて、前の文と対比することを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「although」は文中に置いて、主節と従属節の間に置いて使用する言葉です。
「however」の例文
・『I like cats. However, I am allergic to them. 』
・『He is very rich. However, he is not happy. 』
「although」の例文
・『Although it was cold, he went out without a coat. 』
・『She failed the exam although she studied hard. 』
まとめ
「however」と「although」という言葉は、どちらも「しかし」という意味を持ちますが、使い方やニュアンスに違いがあります。
「however」は副詞で、文頭、文中、文末に置けますが、堅い言い方を指す言葉です。
前の文と後の文の間にコンマを入れます。
その一方で、「although」は従属接続詞で、文頭と文中で使用することが可能な言葉です。
前の文と後の文の間にコンマを入れる必要はないと考えられます。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。