「ありがとうございました」と「ありがとうございます」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ありがとうございました」と「ありがとうございます」の違いとは?言い換え

この記事では、「ありがとうございました」「ありがとうございます」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ありがとうございました」とは?

「ありがとうございます」の過去形で、過去に起きた出来事に対して感謝の気持ちを伝えるために使用する言葉です。

「ありがとうございます」とは?

現在形のお礼の表現で、今起きた出来事や継続している出来事や関係性に対して感謝の気持ちを伝えるために使用する言葉です。

また、「ありがとうございます」は、これからもお付き合いを続けたいという気持ちを伝えるときにも使用します。

「ありがとうございました」と「ありがとうございます」の違い

「ありがとうございました」「ありがとうございます」の違いを、分かりやすく解説します。

「ありがとうございました」「ありがとうございます」はどちらも感謝やお礼を表す言葉ですが、使い方によって意味が変わります。

「ありがとうございました」は過去の出来事に対し使用し、「ありがとうございます」は、現在進行系の出来事に使用することが特徴的です。

また、「ありがとうございました」「ありがとうございます」は、丁寧語ではありますが、尊敬語ではありません。

ビジネスシーンや、目上の人などに「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えたい場合は、「誠に」をつけて「誠にありがとうございました」という使い方をするなど、より丁寧な表現を心掛けると良いでしょう。

「ありがとうございました」の例文

・『先日はご足労いただき、誠にありがとうございました』
・『その節は大変お世話になり、誠にありがとうございました』

「ありがとうございます」の例文

・『お気遣いありがとうございます』
・『素敵な場所に連れて行ってくださり、ありがとうございます』

まとめ

「ありがとうございました」「ありがとうございます」は、どちらも感謝の気持ちを表現する言葉ですが、使い方やニュアンスに違いがあります。

「ありがとうございました」は、過去の出来事や終了した物事に対してお礼を言う際に使用する言葉です。

その一方で、「ありがとうございます」は、現在進行形や継続している出来事や関係性に対してお礼を言う際に使用する言葉です。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。