この記事では、「および」と「または」の違いを分かりやすく説明していきます。
「および」とは?
複数の事物や事柄を並列的に挙げたり、別の事物や事柄を付け加える際に使用する接続詞を意味する言葉です。
例えば、「AおよびB」と言う際には、「AとBの両方」という意味だと言えます。
英語で表現すると「and」に相当する言葉だと考えられます。
「または」とは?
複数の選択肢のうち、どれか一つを選ぶ際に使用する接続詞を意味する言葉です。
例えば、「AまたはB」と言う際には、「AかBのどちらか一方」という意味だと言えます。
英語で表現すると「or」に相当すると考えられます。
「および」と「または」の違い
「および」と「または」の違いを、分かりやすく解説します。
「および」と「または」は、似た言葉ですが、ニュアンスや使い方が異なります。
その中で、「および」と「または」の違いは、並列する事物や事柄の関係性にあると考えられます。
「および」は、両方を含むことを示すのに対し、「または」は、どちらか一方を含むことを示す言葉です。
したがって、「および」と「または」を使い分けることによって、意味が変化することもあります。
このように、「および」と「または」は、同じように見えても、意味が異なることに注意が必要だと考えられます。
「および」の例文
・『このお店のランチには、ハンバーグ及びスープがあります』
・『私の休日は、月曜および火曜です』
「または」の例文
・『この商品は、現金またはクレジットカードでお支払いすることが可能です』
・『この書類は、本人または代理人が記載する必要がある』
まとめ
「および」と「または」は、複数の事柄をつなぐことを表現する言葉ですが、意味や使い方が異なります。
「および」は、「〜と」という意味で、並べる物事の両方を表現する言葉です。
その一方で、「または」は、「〜か」という意味で、並べる物事のどちらか一方を表現する言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
