「これから」と「これより」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「これから」と「これより」の違いとは?言い換え

この記事では、「これから」「これより」の違いを分かりやすく説明していきます。

「これから」とは?

「これから」とは、「時間的な始まりの起点」を意味している言葉です。

「これから」という言葉には、“これ”の指し示す空間的な起点」といった意味合いもあります。

例えば、「これから除夜の鐘が鳴り始めます」「これから先には行けません」のような例文で、「これから」という言葉を使うことができるのです。

「これより」とは?

「これより」とは、「今の時点から始まること」を意味している言葉です。

「これより」という言葉のもう一つの意味として、「空間的・位置的な始まり」もあります。

例えば、「これよりスポーツ大会を開催します」「これより向こうに行った人はいません」などの例文で、「これより」という言葉は使われているのです。

さらに「これより」の言葉には、「これよりも程度が大きい(小さい)といった比較の意味合い」も備わっています。

「これから」と「これより」の違い

「これから」「これより」の意味の違いを、分かりやすく解説します。

「これから」「これより」はどちらとも「時間的な始まりを示す起点+空間的な始まりを指す起点」の意味合いを持っています。

「これから」「これより」「今の時点よりも先」を意味している点では同じなのですが、より「今現在の起点に近いニュアンス」を持っているのは「これより」のほうである違いはあります。

また「これより」には「これよりあっちにあるパソコンのほうがコスパが良いです」のように「比較」の意味や用法がありますが、「これから」にはありません。

「これから」の例文

・『これから私たちは、夫婦として協力しながら楽しくも厳しい人生を共に乗り越えていく所存でございます』
・『これから先の海域は日本の領海ではなくなるので、無断で侵入することはできません』

「これより」の例文

・『これより柔道全国大会の決勝戦を開始いたします』
・『これより価値のあるダイヤモンドは、世界中をあちこち探したとしてもそうそう多くは見つからないでしょう』

まとめ

この記事では、「これから」「これより」の意味の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか「これから」「これより」の意味の違いや例文を調べたいときはチェックしてください。