「伺う」は「訪問する」の謙譲語であり色々な場面で使われています。
この記事では、「伺う」と「訪問」の違いを分かりやすく説明していきます。
「伺う」とは?
「伺う」は「うかがう」と読む言葉であり、「聞く」や「尋ねる」、「訪問する」の謙譲語として使います。
「伺う」は特に3つめである「訪問する」の謙譲語として使われることが多く、仕事の場面や会話で使うことが可能です。
「伺う」をさらに丁寧にした言葉には「お伺い」があり、自分の訪問に対して相手の意志を尊重する時に使われます。
この言葉に使われている「伺」は音読みで「し」と読み、こっそり覗くという意味もあります。
「訪問」とは?
「訪問」とは人を訪ねることや家に訪れることを表す言葉です。
「訪問」は特定の目的を持って訪れることを表す言葉であり、「家庭訪問」や「訪問販売」などがあります。
「訪問」は英語で“visit”であり、訪問者は“visitor”と書きます。
「訪問」の類義語には「見舞い」がありますが、こちらは病気や災難にあった人を慰めるために訪れることを表す言葉です。
「伺う」と「訪問」の違い
「伺う」は「訪問」の謙譲語であり、自分をへりくだって発言する時に使います。
「伺う」は「お伺い」という風にも使われており、敬語表現として様々な場面で使うことが可能です。
「伺う」の例文
・『彼の母校に伺うことになったが、実際に行ってみるとそこは凄く自然が豊かで驚きました』
・『彼女の顔色を伺うと大分怒りが少なくなってきているので、このタイミングでしっかりと謝りました』
「訪問」の例文
・『家庭訪問の時期になったので息子と一緒に部屋を掃除しました』
・『訪問販売を装った特殊詐欺が増えてきているので、注意喚起のポスターを貼っています』
まとめ
「伺う」は「訪問」の謙譲語であり、仕事の場面や会話など色々な場面で使うことが可能です。
「訪問」は特定の目的を持って訪れることを表す言葉です。