「すごい」と「偉い」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「すごい」と「偉い」の違いとは?言い換え

この記事では、「すごい」「偉い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「すごい」とは?

通常よりも立派であったり、大きいと感激するときの感情を「すごい」といいます。

また、優れた能力を持ち合わせた人に対して「すごい才能だ」と感動する気持ちを伝えるのです。

また、「すごい豪邸だ」といかに家が大きく、金持ちで興奮する気持ちを伝えます。

このように、素晴らしいと思う感情と共に、尊敬する気持ちを表す場面で使われている言葉です。

「偉い」とは?

普通であれば掃除しなくてもいいのに、自ら率先して便器掃除して人のために綺麗にする人の行為を「偉い」【えらい】といいます。

他には「偉い立場の人と会話した」と、その組織や村で1番権力がある者と直接会って話するのです。

人よりも努力していると思う行動に対して敬う気持ちを持つ側が使います。

相手が人に尊敬される立場にいたり、周囲がやらないことを率先してやる人を褒めるときに使うわけです。

「すごい」と「偉い」の違い

ここでは「すごい」「偉い」の違いを、分かりやすく解説します。

高い能力に感動したとき使う言葉が「すごい」です。

俗語的な言い方でもあり、「凄い」よりは日常生活で軽い口調で使う言葉です。

「すごい不味い」といかに美味しくないか味を伝えます。

「すごい貧相な顔だ」と驚くほど人間の顔が貧乏臭いと思うとき使う言葉です。

もう一方の「偉い」は尊敬に値する素晴らしい行動する人を褒めるとき使われています。

「すごい」は人の行動に対して使われていますが、「偉い」は行為や考え方に尊敬の気持ちを伝える言葉です。

「すごい」の例文

・『すごい元気な猫を飼う飼い主に、しつけの仕方を教えた』
・『すごい料理を出す店に行くと写真よりも大きな料理が出てきた』

「偉い」の例文

・『貧困の子供を無料で治療する医師は本当に偉い』
・『子供の頃から試合に出て賞金を稼ぐ選手は偉い』

まとめ

素晴らしいと思う人に対して使う言葉ですが、また状況によって使い方に違いが見られます。

どのようなときに使うのか調べてみるといいでしょう。