「早い対応」と「迅速な対応」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「早い対応」と「迅速な対応」の違いとは?言い換え

この記事では、「早い対応」「迅速な対応」の違いを分かりやすく説明していきます。

「早い対応」とは?

この場合の「早い」とは、レスポンスが早いことをいいます。

また「対応」は向き合い方、処理の仕方をあらわします。

そのため機動力があって、臨機応変に仕事を片付けていく能力をあらわします。

「素」という言葉を補って「素早い対応」と用いられることも多く、この場合は光のように早い行動を、褒める表現です。

亀のようにのろのろしていない動きが「早い対応」といえるでしょう。

「迅速な対応」とは?

「迅速」「じんそく」と読みます。

「迅」は進み方の速さを例えた表現です。

この場合は「対応」にかかっているので、速やかにおこなった処置をあらわします。

例えばこちらの質問に素早く答えてくれた時、トラブルが起こった時にすぐさま関係機関に連絡してくれた時に使われています。

頼りがいのある行動が「迅速な対応」といえるでしょう。

「早い対応」と「迅速な対応」の違い

「早い対応」「迅速な対応」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも早い措置をあらわします。

やるべきことをすぐに片付ける、きびきびとした姿をいいます。

「迅速な対応」は取引先の方など、社外の方に使える丁寧な言い回しです。

こちらの問いかけにスピーディに応対してくれた時に用いられています。

一方で「早い対応」は仲間内で使う、カジュアルな言い回しです。

目上の方に用いる時は「迅速な対応」あるいは「迅速なご対応」を選んでおくと良いでしょう。

「早い対応」の例文

・『救急隊の素早い対応のおかげで、何とか命拾いしました』
・『早い対応を心がけて、各自柔軟に動いてください』

「迅速な対応」の例文

・『迅速なご対応、ありがとうございます』
・『平素より御社の迅速な対応に、助けられております』

まとめ

「早い対応」「迅速な対応」を解説しました。

どちらも問題が起こった時に、敏速に動くことをいいます。

その差を正しく理解しておきましょう。